ネットワーク加盟店インタビュー

有限会社平和不動産

人と人との信頼関係を大切にし
長期の安定経営に心掛ける

代表取締役 畑中 斎

不動産業に携わる以前は、北洋漁業の無線士をしていましたが、34歳の時に退職して、不動産会社でアルバイトを始めました。そのうちに不動産に対する興味がわき、1986年7月に起業。今年で25年目を迎えます。当初は賃貸物件の取り扱いから始めましたが、現在では青森市東部地域の土地・住宅の仕入れや販売も行っています。

地方都市の場合は、人間関係を通じて新たな仕事が発生するケースが多いので、一時的な売り上げの拡大を目指すより、『人と人との信頼関係』を第一に考え、長期的な経営基盤の構築を心掛けています。

従業員は現在6名ですが、常にお客様から愛される人間になってくれるように指導をしてきました。今では、高齢のお客様がお車で来店された際には、先を競って駐車場に誘導するようになりました。

また、私は日頃から従業員の自主性を尊重し、大事にし続けていますが、ハウスメイトネットワークへの加盟を決めたのも、ハウスメイトの賃貸管理のノウハウを取り入れたいという従業員の意向を組み入れてのことです。ハウスメイトのブランド力を通じて、よりお客様から信頼が得られることを期待しています。

青森市内の既存物件の家賃は下落傾向にあります。また、銀行からの融資も厳しくなっており、新築物件は供給不足になっています。このような状況にあっても、当社は新築物件の仕入れも順調に確保できており、おかげさまで管理物件の入居率は97％を維持できています。結果、オーナー様からの信頼も得られ、管理物件は年30戸から50戸ペースで増加しています。当店の近隣にある病院の医師や従業員の方々の住まい探しをさせていただくことも増えています。最近ではインターネットでの集客割合が高くなっていますので、ポータルサイトに物件の外観、間取り、設備の写真など、できるだけ多くの情報を、いち早く掲載するように心掛けています。また、先々は賃貸部門を子会社化したいと考えています。