ネットワーク加盟店インタビュー

株式会社トーケンリンク

「未来への胎動」を理念に
多柱経営で五つの事業を展開

代表取締役社長 根上 健正

親会社は合成繊維等を製造・販売する小松精練株式会社（東証一部上場）のグループ会社で、前身は1970年7月に設立された北陸東レハウジング（株）でしたが、1973年に（株）トーケンに変わりました。繊維の製造という異業種からの参画でしたので、建設業という枠にこだわらず、建設関連なら何でも挑戦するという気風が生まれました。以来、北陸3県を基盤とする総合建設業として事業拡大を図ってきました。

業界を取り巻く環境は年々厳しいものになっています。その中で生き抜くために、「川上と川下に商機がある」と考え、本業の建設業を中心に五つの柱を持つ「多柱経営」を方針としています。

多柱経営の中身は、開発不動産事業、賃貸マンション事業、屋上・壁面緑化材・グリーンビズG等の環境商品の開発・商品化、そこから発展した緑化事業、ソーラー（太陽光発電） 事業で、これらが本業である建設業のまわりを固めています。建設総合サービス業として地域に愛される「SAC（地域スーパーゼネコン）」を標榜していますが、さらに発展させて、「生活総合サービス業」を目指しています。

また超高齢化社会や年金問題、景気の先行き不安などを背景に、今後は持ち家志向からライフスタイルに合わせて住まいを替える賃貸志向に変化していくと思っています。中でも注目しているのはニーズの高まる高齢者市場です。

現在の管理戸数は約300戸ですが、さらに増やして地域に貢献したいと思っています。そのためにハウスメイトのエバーサポートやゼロモバなどを活用し、オーナー様やご入居者へのサービスの幅を広げたいと思い、ハウスメイトネットワークへ加盟しました。 「未来への胎動」を理念として掲げ、人材の育成を図り、さらに顧客への満足度を上げて「この地にトーケンあり」といわれる会社に成長させます。