ネットワーク加盟店インタビュー

法人化して賃貸管理業へも進出

私がまだ20代の頃、父が昭和42年に開業した不動産業に加わったことが、この仕事を始めたきっかけです。当時の店舗の雰囲気といえば、良くも悪くも典型的な“街の不動産屋さん”という感じでした。一時は経営状態が思わしくない時期もありましたが、その後、経営努力の甲斐もあって少しずつ業績も上向き、平成9年に法人化するなど賃貸管理業への進出に向けて徐々に体制を整えてきました。やがて事業の拡大に伴い社員数も増え、平成20年には私が社長に就任しました。平成23年11月にハウスメイトネットワークに加盟。翌年1月5日には現在の店舗に移転し、従業員もパートを含めて総勢16名に増えました。

今後の目標は管理戸数3000戸の達成

現在の管理戸数は約1000戸と、松江市においては名実共に上位の立場になりました。このように、今でこそ軌道に乗った感のある賃貸管理業務ですが、ほんの10年ほど前までは地域のオーナー様たちには賃貸管理業というものの認識が浅く、管理といえば当然自分たちでやるものという意識が強かったので大変苦労しました。しかし、そういった傾向も私たちが事業を展開する中で、オーナー様の意識も徐々に変わりはじめ、世代交代などもあって今では自主管理から有償管理に切り替えていただけるケースが増えています。

また、最近の物件を探すお客様の傾向ですが、いきなり来店される方は少なく、大体8割の方が事前にインターネットで物件を調べ、希望の物件を絞り込んでからメールで問い合わせた上で、来店されるようです。このため、私たちも物件の写真を多く載せるなど、情報内容を充実させることをポイントに対応しています。

今後の目標は管理戸数3000戸の達成です。そのため、常に仕事への誇りを忘れず、お客様一人ひとりの立場に立って物事を進め、地域になくてはならない不動産業者を目指します。