ネットワーク加盟店インタビュー
「OWNER'S WAY」2017年1月(新春号)掲載
株式会社キュービック不動産
「できない理由を並べる前にできる方法を考える」
諦めずにチャレンジすることが大事
代表取締役 池田 圭治
2年間でスタッフ倍増 新店舗もオープン
設立は2年前の6月です。大手賃貸仲介会社に7年勤務した後に起業しました。
旭川は北海道で2番目に大きな都市で、道北の拠点都市です。異動や転勤の方も多く、法人企業の需要が盛んなこともあり、競合も多いエリアです。しかし、集客方法など、今まで培ってきたノウハウには自信がありました。また私自身、旭川生まれ旭川育ちで、地元の方や多くのオーナー様から応援をいただけたことも、心の支えとなりました。
ハウスメイトの看板は、開業当初から出しています。お客様から「CM見たよ!」と言われた時はうれしかったですね。やはり、イメージキャラクターの「向井理さん」のインパクトはスゴかったです。
3人からスタートしたスタッフも、現在は私を含め6人となり、皆この業界のベテランばかり。今年7月には、店舗の新築も実現しました。以前の店舗は狭くて、プライバシー面で問題がありましたが、新店舗ではお客様が安心してゆったりと話をすることができます。お子様連れのファミリー層には、キッズスペースもご用意しました。
マイナス20℃を超える日も「除雪」や「融雪」が差別化に
旭川ならではの住宅における問題は、雪と寒さです。ご入居者に迷惑を掛けないよう、しっかりと除雪や融雪を行うことが、旭川では重要。「この物件は除雪が入ります!」と謳えば、入居者募集でかなり有利になります。
真冬、旭川はマイナス20℃を超えますので、朝起きたら水が出ないということはよくある話で、目覚めたら積雪30㎝ということも、年に数回あります。万一、水道管が破裂すると部屋が水浸しになってしまいますから、旅行や帰省で長期間、家を空ける場合には注意喚起が必要です。特に転勤などで道外から来られた方には、「水落とし」や「元栓を閉めて水道管を空にする」などのアドバイスを行っています。
管理をする上でのモットー「決まらない部屋はない」
インターネットで決めてから来店する、という部屋探しの方法の変化は実感しています。ネットで写真や動画が見られるようになったことも要因の1つでしょう。当社では、営業社員が分担してiPadを使って写真と動画を撮り、サイトのビジュアル面に注力しています。
当社の経営理念は、「できない理由を並べる前にできる方法を考える」。できない理由のほうが簡単に頭に思い浮かぶため、できない理由を並べがちです。しかし、できる方法を考えて、諦めずにチャレンジすることこそが大事。社員にはそのように教えています。
社員から提案を受けた時は、否定するのではなく、まずは受け止めて、最善策を一緒に考えるよう努めています。お互いの意見を率直に言い合える職場が理想です。
この理念は空室対策にも生かしており、モットーは、「決まらない部屋はない」です。どんな物件でも必ず良い点があり、決める方法がある、と信念を持ってオーナー様へのご提案を行っています。
同時にオーナー様には、ご自身の物件を自分の目で見て、知ってほしいとお伝えしています。自分の物件に入居する人がどんな方なのか想像できれば、属性や目的に合わせた適切な家賃設定、内装の工夫も把握できるはずです。そうすればきっと、何か新しい形のアプローチ方法が見出せると思うのです。
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株式会社ハウスメイトパートナーズ
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